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FIELD NOTE / GUIDE

受注残を読むときに確かめたい5つのこと

受注残は将来の仕事量を考える材料です。対象範囲、取消条件、売上化の時期を合わせて確認すると、数字の意味が変わります。

確認日 2026-11-05原典 3件出典を確認

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受注・受注残・売上は別の数字

受注高は期間中に入った注文、受注残は基準日時点で残っている注文を示す指標ですが、定義は会社ごとに確認が必要です。たとえばHPSは受注残を未出荷の顧客注文と定義しています。売上は、適用する会計基準と契約に従って財・サービスの提供を認識した額です。

確認する順序

  • 範囲:全社、部門、DC向けのどの数値か。部門全体の受注をAI向け受注と読み替えない。
  • 期間:四半期の受注高と期末の受注残を区別し、会計年度と暦年をそろえる。
  • 条件:取消・変更の権利、違約金、納入予定日を確認する。
  • 増減要因:新規受注だけでなく、出荷・売上化、買収、為替、取消でも受注残は変わる。
  • 採算と資金:利益率、前受金、棚卸資産、営業CFを併せて見る。受注額と利益・現金収入は一致しない。

受注残が減っても、需要が減ったとは限らない

HPSの2026年度第3四半期では、Power Magneticsの受注残は前年比61.1%増、前四半期比3.8%減でした。会社は出荷の増加が前四半期比の減少につながったと説明しています。同じ資料には、生産・調達を始めていない注文は取り消され得るとも記載されています。

RPOとの比較にも定義が必要

クラウド企業が示す残存履行義務(RPO)と設備企業の受注残は、名称だけで同一の指標とは判断できません。対象契約、含まれるサービス、取消条件、収益認識期間を各社の注記で確認します。この台帳は企業ごとの原表記と対象範囲を残します。

根拠資料

原典の対象範囲、条件、公表日を確認してください。

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